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多様ないきものが賑わう里地・里山の環境を、子どもたちと共に・・

活動報告report

いきものみっけファーム滋賀推進協議会の活動報告です。
「いきものみっけ寺子屋」(里学部)の活動報告は、こちらからご覧ください。


2016.1.9 新春 食と農のフォーラムを開催しました


新春 食と農のフォーラムを開催しました。ご参加ありがとうございます。
食と農のフォーラム 松井三郎さん講演
 日時:平成28年1月9日土曜日 13時半〜16時
 場所:JAグリーン近江 日野東支店

京都大学名誉教授で水環境・地球環境問題に明るい松井三郎さんから「土壌菌が農作物を安全で美味しくする」というテーマでの基調講演から始まり、農家の方、JA,行政関係者50名等の実践者が、熱心に講義を聞き入りました。

その後は、「甘酒」地元の「日野菜」をいただきながら、松井三郎先生と京都大学時代からの旧友である金井萬造先生(推進協議会理事)による対談。
 和やかな雰囲気の元、有機農業の意義、理論の確認、今後の環境農業のあり方を参加者同士が意見を交わし理解を深めました。

食と農のフォーラム 日野紹介食と農のフォーラム 日野菜












〇松井三郎先生の講演要旨:「土壌菌が農作物を安全で美味しくする」
           ・「乳酸菌・枯草菌・放線菌 活用のProbiotics環境農業」


 問題提起として、「人口増加、農業の条件、地球温暖化と気候変動、食の安全性にどのように対応していくか」
解決の糸口は、プロバイオティクス環境農業の推進・発展をめざすことであろう、滋賀県地域での時代の状況変化と環境対応と「課題(農業排水対策)」

取組みが進められている「環境こだわり農業」「有機農業」の深化が大切で、バイオマス循環利用が「持続可能な社会」を生み出せるだろう。ただ、有機農業とはなにか、理解されずにしているところもある、「なぜ、有機肥料を使った野菜・果物・米が美味しいのか」堆肥発酵分解の微生物機構の未解明、有機農業の科学的説明をしよう。

 土壌中の微生物や連作障害を起こしやすい植物は、よく知っているだろうが、植物と共生する細菌とエンドファイトの活用(植物は自身で植物ホルモンを出して生育を調整、共生菌が植物ホルモンを分泌して宿主植物の生育を刺激、野菜・果物の甘さ・うま味を引き出すのである。
「いきものみっけファーム」推進協議会が推奨している“米の精”も乳酸菌発酵が土の中で怒り、理にかなった有機農業である。

私の研究の中で、天敵昆虫の活用や枯草菌(病原菌・昆虫を制御する微生物農薬)・放線菌・乳酸菌などのプロバイオティクス(善玉生菌)利用、を推進したい、乳酸菌の活用の実践例が、スカイライフの汐見修一さんである。汐見さんより、実践例の野菜紹介。
 
日本の農作物の品種の豊富さ、品質の高さは国際的にも高い評価である、これからは付け加えて、「安全・安心な食」の発信、ブランド化だ。それには、農業と環境、農・畜・林・水産・消費者市民の連携が欠かせないものということであろう。

2015.5.27  H27年度総会を開催

いきものみっけファーム滋賀推進協議会 
         平成27年度総会終わりました。


 いきものみっけファーム滋賀・平成27年度総会の様子 平成27年5月27日 水口中央公民館にて公益財団法人 日本環境協会 川村事業部長、上野幸夫顧問、滋賀県甲賀農産普及課副参事、甲賀市役所農業振興課課長、JA関係者のご出席をいただき、平成27年度事業計画、予算案、役員改選が承認されました。

 日本環境協会からは、いきものみっけプロジェクトの全国5つの推進協議会の動向の報告がありました。食農部では、米の流通の方策案、里学部では、いきものみっけ調査の東近江エリアへの展開についての検討がありました。ありがとうございました。

 改選された役員名簿は、こちらから

2014.11.29〜30 自立・自活したまちづくりフォーラム

「ローマ法王に米を食べさせた男」(講談社2012年発刊)で有名な、石川県羽咋市の「スーパー公務員」、高野誠鮮(たかのじょうせん)氏を招いて、八日市市、甲賀市の会場2会場で、2日間に渡るフォーラムを開催しました。

報告書PDF


2014.1.25 食と農で地域を元気にするフォーラム

日野町と甲賀町の2会場で、勉強会を開催しました。報告書PDF



いきものみっけファーム滋賀

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TEL 090-7966-2262(竜王)